【不安な人へ】新NISA暴落したらどうする？焦らず続ける3つの習慣

「新NISAを始めたばかりなのに、もしこのまま暴落したら…」

そんな不安が、ふと頭をよぎることはありませんか？

数字がマイナスになるのを見て「やめたほうがいいのかな」と迷うのは、決してあなただけではありません。

下落相場に直面すると、心がザワつくのは自然なことです。

とくに新NISAでは「非課税枠をムダにしたくない」という気持ちがあるぶん、余計に焦ってしまいますよね。

でも大丈夫。

投資を長く続けている人たちも、みんな同じように不安を乗り越えてきました。

この記事では、「新NISAが暴落したらどうする？」という不安に対して、**焦らずに続けるための「3つの習慣」と「心の整え方」**をやさしく解説しています。

✔ 相場が気になって何度もアプリを開いてしまう
✔ 周りの人が得しているように見えて落ち込む
✔ このまま積み立てを続けていいのか不安になる

そんな気持ちに寄り添いながら、「大丈夫、続けていいんだ」と思えるようになるヒントをお届けします。

記事を読み終えるころには、暴落に対する見方が変わって、未来が明るく感じられるはずです。

【この記事を読んでわかること】
✔ 新NISAが暴落したときに焦らなくていい理由
✔ 暴落でも続けられる人がやっている“3つの習慣”
✔ 実体験から学ぶ「売らなかった人」のリアルな気づき
✔ 不安に振り回されないための“心の整え方”
✔ 未来を信じて続けるためのマインドセット

新NISA 暴落したら…焦って売るのは危険？まず知っておくべきこと

新NISAで暴落に遭遇すると、多くの人が「売ったほうがいいのかな」と不安になります。

📊 投資初心者が暴落でやってしまいがちな3つのミス

🔻 ミス	❌ やってしまいがちな行動	🔁 なぜ危険？
😨 感情で売ってしまう	含み損を見ると怖くなって売却	長期で見れば一時的な下落かもしれない
📱 毎日アプリを開く	評価額に一喜一憂し、不安が増幅	冷静な判断ができなくなり続けづらくなる
🧠 他人と比べて焦る	SNSや友人の成績を見て自分も動こうとする	他人の投資目的やリスク許容度は自分と違う

下落で不安になるのは「普通の反応」

投資を始めたばかりの人ほど、相場が下がると強い不安を感じやすいものです。

これはごく自然な反応で、何もおかしいことではありません。

そもそも私たちは「損をしたくない」と本能的に感じるようにできています。

特にお金が減るような体験には、脳が“危険”と反応してしまうのです。

私自身も旧NISAで積立を始めた当初、初めて含み損を見たときは「こんなに減るの？」と戸惑い、数日間アプリを開けなくなったことがあります。

不安を感じたら、まずは「自分が普通であること」を受け入れてみてください。

そこから判断力が戻ってきます。

新NISAの“非課税”は長期運用が前提

新NISAの最大の特徴は、得られた利益に税金がかからないことです。

ですがこのメリットは「長く持ち続けた場合」にこそ発揮されます。

たとえば短期間で売買を繰り返すと、せっかくの“非課税枠”を活かしきれません。

新NISAは、時間をかけて資産を育てるための制度。

暴落時に焦って売ってしまうと、制度の恩恵を捨ててしまうことになります。

投資信託も高配当株も、短期の値動きよりも数年単位での成長が大切です。

制度の仕組みを理解しておくことで、「今の損は一時的」と落ち着いて見られるようになります。

過去の暴落でも売らなかった人がリターンを得ている

2008年のリーマンショックでは、世界的な金融危機によって株価が急落しました。

多くの投資家が大きな損失を抱え、「もう終わりだ」と市場から撤退する動きも広がりました。

でも、そんな中でも売らずに資産を保有し続けた人は、その後の景気回復でしっかりとリターンを得ています。

引用｜野村アセットマネジメント：お金を育てる研究所

当時もコツコツと積立を続けた人の中には、10年後には大きくプラスになっていたケースもあります。

歴史は繰り返します。

暴落は決して特別な出来事ではなく、“いつか起こるもの”として備えておくことが、冷静な判断を支えてくれるのです。

暴落相場でも安心できる人がやっている“3つの習慣”

下落相場に強い人たちは、特別な知識ではなく「続ける仕組み」や「考え方の癖」を身につけています。

① 相場を見ない日を決めておく（感情の波を断つ）

毎日のように評価額を確認していると、ちょっとした下落にも過剰に反応してしまいます。

特に暴落時は、ニュースやSNSもネガティブな情報であふれがち。

そういうときこそ「今日は相場を見ない」と決めることで、余計な感情に振り回されずにすみます。

私は月に1回だけ確認するスタイルに変えてから、心がぐっと楽になりました。

「見る・見ない」を自分で選べることが、投資を続ける力になります。

見ない勇気も、長期投資では立派なスキルです。

② 積立ルールを事前に決めて自動化する

暴落時に「やめようかな…」と迷うのは、人の心理として当然です。

だからこそ、あらかじめルールを決めておくことが効果的です。

たとえば「毎月1日に1万円積み立てる」「暴落でも設定は変えない」など、感情に左右されない仕組みを作るのです。

さらに、証券会社の自動積立機能を活用すれば、手間もかからず継続できます。

私もクレジットカード積立を設定してから、一度も迷わず続けられています。

自動化は、継続の最大の味方です。

③ 長期のグラフやリターンデータを見て「景色」を変える

暴落のときは、チャートが真っ赤になって不安をあおられがちです。

でも、1年・5年・10年といった長期のグラフを見ると、多くの下落は“途中の通過点”にすぎないとわかります。

私も最初は日ごとの上下に一喜一憂していましたが、長期チャートを見てから「この程度の波はよくあること」と思えるようになりました。

目線を変えるだけで、気持ちも変わります。

広い視野を持つことが、安心感を生み出します。

売らない勇気が持てた理由｜私が最初の暴落で学んだこと

誰でも初めての暴落では動揺します。

コロナショックで一気に評価額が下がったときの動揺

引用｜楽天証券：ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 全世界株式（オール・カントリー）詳細

最初に大きな下落を経験したのは、2020年3月のコロナショックでした。

世界中の株価が急落し、つみたてNISAの資産も一気に目減り。

口座を開くたびに数字が減っていくようで、胸がザワザワしたのを覚えています。

「このまま積立を続けて大丈夫なのかな…」と不安が頭をよぎり、何度も解約ボタンに指がかかりました。

でも、「ここでやめたら、これまで積み立ててきた時間や努力が全部無駄になるかも」という思いが、踏みとどまるきっかけになったんです。

結果的に、「長期でコツコツ続ける」と最初に決めていた自分の方針が支えになりました。

暴落時にこそ、自分の“投資の軸”が試されると実感した体験です。

もう一つの大きな理由は「暴落は買い場」という考え方だった

当時、やめずにいられたもう一つの大きな理由は、「暴落は買い場」という考え方を持っていたからです。

どんなに怖くても、下がっているときほど将来のリターンの種をまける――そんな言葉を思い出しました。

過去のチャートを見返しても、大きな下落のあとには必ず回復があり、むしろその時期に買い続けた人が成果を得ていることを知っていたのです。

「積立を止めなければ、安く買える期間を増やせる」と信じることで、不安よりも「今はチャンスかもしれない」という気持ちのほうが少しずつ勝っていきました。

恐怖の中でも、“続けることそのものが未来への投資”だと感じられた瞬間でした。

回復後に感じた「続けて良かった」という実感

数カ月後、市場はじわじわと回復に向かい、評価額はプラスに転じました。

あのとき焦って売らずにいたからこそ、利益を得られた——そんな実感を初めて味わった瞬間です。

実際、運用中のつみたてNISA（旧NISA）では、現在＋120万円以上の評価益が出ています。

もし下落時にやめてしまっていたら、この成果は得られなかったでしょう。

投資は「続ける人が強い」とよく言われますが、まさにその意味を“体感”として理解できた経験でした。

暴落を乗り越えるたびに、自分の中に“心の耐性”が育っていくのを感じます。

焦らず、淡々と積み上げてきた時間が、いちばんの自信につながっています。

（筆者の2025年10月時点つみたてNISA運用実績）

不安に負けそうなときの“心を守る習慣”と考え方

暴落時は「みんなうまくいっているのに自分だけ損してる…」と感じがちです。

🧠 暴落に強い人が持っている“メンタルの習慣”まとめ

💪 習慣の種類	✅ 実践していること	✨ 効果・メリット
📝 感情の整理	不安や焦りをノートに書き出す	冷静になり、行動に移せる
📊 長期目線	チャートを1年・5年単位で見る	一時的な下落を“点”でなく“線”でとらえられる
⏳ 目的の再確認	将来の目標に立ち返る（例：老後資金など）	「今やめない理由」が明確になる
🤫 情報を制限	SNSやニュースを見る時間を減らす	ネガティブ情報に振り回されにくくなる

他人のSNSや評価額と比べない

SNSでは「○○万円の利益が出た」「今は売りどき」といった声が流れてきますが、投資のゴールは人それぞれです。

他人の運用状況や行動を見て焦ってしまうと、自分の判断軸がぶれてしまいます。

私も以前、SNSでの“成功報告”を見て落ち込んだことがありました。

でも、その人のリスク許容度や目的はわからないはず。

自分の生活や目標に合った運用こそが正解です。

他人と比べず、マイペースで投資を続けることが、心の安定につながります。

不安な気持ちは「ノートに書く」だけでも整理される

投資で感じる不安やモヤモヤは、頭の中だけで抱えているとどんどん大きくなります。

そんなときは、思ったことを紙に書き出すだけでも心が落ち着きます。

たとえば「評価額が下がって不安」「続けて大丈夫か迷ってる」といった感情をそのまま書くのです。

書きながら「実際はまだ損失確定してないな」「長期で考えていたはず」と、冷静になれることも多いです。

心の中を“見える化”することで、自分の軸を取り戻せます。

未来の自分を信じる視点を持とう（目的に立ち返る）

暴落時こそ、「なんのために投資をしているのか？」という原点を思い出すことが大切です。

日々の値動きに気を取られていると、本来の目的を見失いやすくなります。

私自身の目的は、「老後の生活を安心して迎えること」や「働き方の自由度を高めること」。

だからこそ、短期的な下落に動揺せず、淡々と積み立てを続けることに意味があると信じています。

そんな投資マインドの整理に大きな影響を与えてくれたのが、モーガン・ハウセル氏の著書『サイコロジー・オブ・マネー』です。

この本には、「お金の本当の価値は“自由”である」という強いメッセージが込められています。

目に見える豪華さや派手さではなく、「自分の時間をどう使えるか」こそが豊かさだと気づかせてくれました。

投資とは、単に資産を増やすことではなく、未来の選択肢を広げる行動そのもの。

不安なときこそ、こうした視点が心の支えになります。

📘 暴落時の不安に効く一冊｜お金の“考え方”から整えたい人へ

投資をやめたくなる時こそ、読む価値がある。
「人はなぜ不安になるのか？」「どうすれば続けられるのか？」
答えはテクニックではなく、“マインドセット”にありました。

▼ 3サイト比較できるリンクはこちら

まとめ｜新NISA 暴落したらどうする？→続ける力が未来を変える

「暴落したらどうしよう…」と不安になるのは自然なこと。

でも、新NISAの力を活かすには“続けること”がいちばん大切です。

🔍 新NISAの“やめどき”に関する誤解と事実

🤔 よくある誤解	❗ 実はこう考えよう	💡 理由・補足説明
「暴落したらすぐやめた方がいい」	下落は想定内。非課税枠を活かすには“続ける”が重要	長期投資前提の制度であり、途中売却は損に繋がることも
「含み損になったら失敗」	評価額の上下は一時的。まだ損失確定ではない	売らなければ“損”ではない（元本も戻る可能性がある）
「他の人が儲かってるのに自分は損」	比べない。自分の投資目的とペースでOK	他人の戦略・資産背景はまったく違う可能性がある

焦らない人こそ、資産を育てている

投資の世界では、「売買を繰り返すより、じっくり保有を続けた方が結果的にうまくいく」というのはよく聞く話です。

実際、過去のデータを見ても、日本株（TOPIX）や米国株（S&P500）に長期で投資した場合、年平均でおおむね4～8％ほどのリターンが得られていることがわかります。（参考：野村アセットマネジメント公式サイト）。

もちろん、すべての年が順調だったわけではありませんが、時間を味方につけて焦らず投資を続けることが、資産形成では何よりの“武器”になります。

目の前の値動きに一喜一憂するより、自分の目的に向かってコツコツ積み上げていく——そんな人こそ、着実にお金を育てているのです。

自分なりのルールと習慣で「継続」する人が勝つ

日々の相場に一喜一憂しないためには、自分なりのルールを持つことが大きな支えになります。

「毎月1万円を淡々と積み立てる」「下落時はSNSを見ない」など、シンプルでいいのです。

そしてそのルールが、自分に合っていて無理のないものであることが大切です。

たとえば私は、月に1回だけ資産状況を確認するというスタイルに変えてから、日々の値動きに一喜一憂せずに済むようになりました。

さらに、「その月の積立や気づいたことをノートに記録する」ことで、感情に振り回されることが減り、自然と“投資の軸”が育ってきたように感じています。

習慣は、不安な時こそ力を発揮します。

大事なのは、暴落時でも止めずに“やり切ること”

どんな投資法でも、途中でやめてしまっては成果は出ません。

暴落時に投資をやめてしまうのは、マラソンでゴール直前に歩みを止めるようなもの。

新NISAのメリットも、長く続けることで初めて実感できます。

「この経験も、きっと未来に活きる」と信じて、今は一歩ずつで大丈夫です。

不安な時ほど、立ち止まるのではなく“止めずに続ける”。

それが、未来の安心と選択肢につながっていきます。

Q＆A

新NISAで暴落したら、どうすればいいの？

まず焦らず、投資の基本に立ち返ることが大切です。暴落は長期投資の中で「よくある出来事」であり、一時的な評価損に過剰に反応して売ってしまうのは危険です。制度のメリットである“非課税枠”を活かすためにも、継続することが重要です。

暴落時でも続けられる人がやっている「3つの習慣」って？

① 相場を見ない日を決めることで、感情に左右されにくくなります。② 積立を自動化し、ルール通りに淡々と継続することで迷いが減ります。③ 短期の値動きではなく、長期のチャートやデータを見ることで「投資の景色」が変わり、不安が和らぎます。

含み損が出たら損失確定になるの？

いいえ、含み損の段階では「損失確定」ではありません。実際に売却して初めて損が確定します。長期で運用を続ける中で、評価額は上下しますが、売らなければ“損失”にはなりません。

他人のSNSの投資結果が気になって焦ります…

SNSには“成功例”だけが目立ちやすく、自分と状況が違う人の結果を見て焦ってしまうのは自然なことです。しかし、投資の目的やリスク許容度は人それぞれ。大切なのは「自分に合った投資」を続けることです。他人と比べず、マイペースに進めましょう。

暴落で不安になった時、どうやって心を整えればいい？

不安を感じたときは、まずその気持ちをノートに書き出してみてください。頭の中が整理されて冷静さが戻ってきます。また、「何のために投資しているのか」という目的を再確認することも心を落ち着ける助けになります。

新NISAはいつやめるのが正解？

新NISAは「長期保有が前提」の制度です。評価損が出たからといって慌ててやめると、非課税のメリットを十分に活かせません。明確な投資目的に到達したタイミングで見直すのが基本であり、短期の値動きで判断するのは避けましょう。